消化器内科医師ご挨拶

門阪真知子(かどさか まちこ)

Machiko Kadosaka


【略歴】

東京女子医科大学医学部卒業

東京女子医科大学病院 臨床研修医

がん・感染症センター都立駒込病院 消化器内科


【現職】

吉祥寺通り花岡クリニック 内科・消化器内科

慈生会 野村病院 非常勤医師(内視鏡担当)


🌸ご挨拶🌸

吉祥寺通り花岡クリニック 内科・消化器内科の門阪真知子(かどさか まちこ)と申します。


 幼い時は好奇心旺盛で、男の子に負けないくらい活発でした。

 怪我をして、元外科医である父に傷を縫ってもらうということも多々ありました。

「自分の子供の傷を縫うなんて嫌だよ…」と眉毛を八の字にしながら、父が丁寧に処置をしてくれるのを見ながら、「お医者さんってかっこいいなぁ」と憧れを抱いていました。


 医師になり、自分の診療の軸となる専門領域を選ぶにあたり、「目で見て診断する」という職人技に魅せられて、内視鏡の道を選びました。

 癌を見逃さないためには、癌の診断に強いところで修行をしなければと思い、母校の大学病院を離れ、がん・感染症センター都立駒込病院でたくさんの患者さんを診させて頂きました。

 駒込病院の先生方は、内視鏡医としての誇りをもってらっしゃり、癌(非癌)の診断や治療についてはもちろん、医師としてや研究者としての大切な姿勢をたくさん学ばせて頂きました。

 都立駒込病院で学ばせていただいたことは私にとって大きな財産となっています。


 都立駒込病院を離れ、色々な病院・健診クリニックで勤務し、様々な医師や医療機関のあり方があるのだと感じました。


 両親が地域の患者さんのために親身になって働いている様子をずっと目にしていたので、私にとっての医師像=町医者です。一つのことを極めるスペシャリストというよりは、なんでも相談できるかかりつけのお医者さんです。

 かかりつけというのは、ただ定期的に通院するだけではなくて、その患者さんの全体像を把握している存在だと思います。

 精密検査が必要となり、大きな病院や専門機関での診療が必要になることもありますが、その結果を含めて、患者さんのことは、かかりつけ医である自分が1番把握していたい。

 そのためには、日進月歩の医学の世界では、勉強し続けることが大切であると身に沁みて感じます。

 内視鏡医や消化器内科医としては、専門家として精度の高い検査をし、最新の知見を得ておくこと。

 内科医としては、自分の専門としている以外の分野についても勉強を怠らないこと。

 地道に、真面目に、続けていきたいと思います。


 2020年より、両親のクリニックである当院で診療を始め、継続して通院してくださる患者さんが少しずつ増えてきました。

 患者さんを定期的に診せて頂いているからこそ、変化に気がついたり、困りごとを打ち明けてくださったり、ということをかかりつけ医の強みとして、今後も診療を続けていきたいと思っています。

 まだ細々とではありますが、今年度から診療時間が少し増えましたので、お困りのことがあれば是非ご相談頂ければと思います。